ロングライドにおけるチューブレス考察
どうも、ガロア零式です。
8月にFGO初めたらイベント三昧でプライベートの時間が喰われてました。
自転車は乗ってました。
てへぺろ(・ω<)
で、今回はチューブレスについて
今年の春に初級キャノボを成功させた際に、手や尻へのダメージがでかくて、どうにかならないかと思いチューブレスに辿り着いた。
チューブレスのメリットは以下の通り。
■メリット
- パンク耐性が高い
クリンチャーは低圧で運用しているとリム打ちパンクしやすい。
それをチューブレスにすると、そもそも中のチューブが無いのでリム打ちパンクという概念が無くなる為、パンクリスク減少につながる。
チューブレスでパンクするとしたら、タイヤの摩耗、タイヤに釘やガラス片が刺さる、サイドカットパンクくらい。
チューブレスレディのタイヤはシーラントを利用する事を想定してる規格なので、パンクしたとしてもシーラントのおかげで小さなパンクであれば走行中に修復されるのでパンクしたことに気づかない可能性すらある。
これってすごくね?
クリンチャーでロングライドする際は、パンクリスクを考慮してチューブ2本用意してたがチューブレスをシーラントで運用すると予備チューブの携行しなくていいかと。
チューブもって行けばチューブレスタイヤをクリンチャータイヤとして運用は可能ですが、私は諦めてDNFします。
- 転がり抵抗が低いので体力をセーブ出来る
タイヤメーカーのIRCによるタイヤの転がり抵抗比較は以下の通り。
チューブレスは走行時の転がり抵抗においてアドバンテージがあるとの事。
また、海外のサイトにタイヤの転がり抵抗比較を行っているサイトがある。
www.bicyclerollingresistance.comここのサイトのランキングを見るとチューブレスとクリンチャーが上位にランクインしている。
転がり抵抗において最も優秀なのはVittoria Corsa Speed(Open TLR)。
このタイヤだけ転がり抵抗が頭一つ抜けている。
耐パンクベルトも排除されている事により軽量化もされているので、加速性と転がり抵抗がチートレース特化タイヤだ。
唯一チューブラーでランクインしているのはVittoriaのコルサスピードとコルサ。
チューブラー勢少ないんだけどどうなってんだよw
因みに、BicycleRollingResistanceによるタイヤの転がり抵抗比較はこのように。
チューブラー>クリンチャー>チューブレス≧クリンチャー+軽量ブチルチューブ>クリンチャー+ラテックス
実はクリンチャー+ラテックスが転がり抵抗が最も優秀。
が、しかしカーボンクリンチャーでのラテックス使用はメーカーから禁止してる。
理由は、ラテックスが熱に弱い特性があり、カーボンリムでキャリパーブレーキを使用するとアルミリムと比較して廃熱しずらいことから相性がよくないとの事。
ディスクブレーキだと問題は無いのでディスクブレーキユーザーはラテックス使えばいいと思うよ。
軽量ブチルとチューブレスを比較すると、高圧運用においては0.3w軽量ブチルが有利だが、耐パンク性を考えたらチューブレスを推奨。
パンクしたら0.3wのアドバンテージなんて一瞬で消し飛ぶ。
- 乗り心地が改善される
チューブレス化した人のインプレ見てると大体乗り心地が良くなったとの事。
なぜ乗り心地が改善されるのかについては調査中(サーセンww)
憶測ではあるが、チューブを排したことによりエアボリュームの増加によるものと予想。
23c→25cにサイズアップした際にもタイヤ無いのエアボリューム増加による乗り心地改善されるので同じ現象かと。
200km以上走ってると手と尻のダメージが蓄積してきて、自転車がマジで拷問器具に変わる。さらに路面状態が残念だと「はぁ?ハンドルにバイブ機能ついてるとかry」とかよくボヤいてます。それが改善されうとか神かよ。
デメリットは主にチューブレスの装着はメンテについて
- タイヤがハメずらい
チューブレスタイヤを実際に装着してみて思ったことは、ハンドソープを使用したら手でハメれる。ハンドソープを使用しなくてもタイヤレバーで簡単にハメれそうなので、昔と比較すると改善しているのかもしれない。
- ビードが上がらない
チューブレス用に高圧タンクが6k程でGiantかスペシャライズドのストアで販売されている。
Amazonでも高圧タンクが販売されているが、10k程するので個人的にはストアで購入するほうがお得。
またチューブレス対応のフロアポンプで6k程で売ってるものはこちら。
チューブレス対応フロアポンプの相場は10k~なのでGIYOのコスパが素晴らしい。
他には、CO2ボンベかエアコンプレッサーで簡単にビードがあがる。
要は課金しろ。
- 途中でパンクするとパンク処理し辛い
チューブレス用のタイヤレバーを使えば簡単にタイヤ外せる。その後チューブ入れてクリンチャー化して対応。
もしくはシーラントを使用して、そもそもパンクしても無問題にすればいい。
ざっとメリットとデメリットを書いてみたが、ロングライドと相性のいいタイヤシステムかなという印象。
実際に使用せずに書いたので、ちょっと手持ちのVittoriaホイールをチューブレス化してみます。